探偵学園Q 1
★この記事はいうまでもなく大地の芸術祭とはまったく関係ありません。
今日の話題は「探偵学園Q」です。いいのか?こんな記事書いて?ひとつのぶろぐで複数のテーマを扱うのはよくないってことは頭ではわかっていますが、今回はぐりむさんの日常の記事というかたちで、このレビューを書きたいと思います。
只今、ぐりむさんこのドラマにハマってます。どのくらいハマっているかというとオープニングとエンディングのテーマ曲のCDを買って、原作の漫画も全巻そろえて、このままだとサウンドトラックのCDまで買いそうな勢いです。
なんでハマってるかというと神木隆之介くんが主演だからです。はい。単純明解な理由でいいですね。あとひとつ挙げるなら原作の漫画がけっこうおもしろいので、ドラマ化されるのはけっこう楽しみで期待していました。
とはいえ実際には原作とは違ったストーリーもかなり盛り込まれています。
アートの解説だとポジティブな記事を書くとかいろいろポリシーがありますが、今回はアート解説ぢゃないので好き勝手に書かせていただきますが・・・
原作に忠実なのは第4~5.6話と今週の第10話だけであとはドラマのオリジナルストーリーです。1話と2話で原作のトリックがつかわれていますが話の内容はまったく別モノでした。
さてこのドラマの脚本を手がけているのはおなじ原作者の漫画「金田一少年の事件簿」や「クニミツの政」「デスノート」などを手がけている大石哲也さんです。
私はアートでも映画でもなんでも世界観というものを重視します。その点においてこのドラマはどういう世界観なのか、サスペンスとしてちょっと世界観が統一されてない気がします。
「探偵学園Q」と同時期に「週間少年マガジン」で連載されていた「サイコメトラーEIJI」という漫画があります。おなじサスペンスものでこの作品もドラマ化されていますが、いうまでもなくまったく別の世界観を持ったストーリーです。ミステリーものということで「怖さ」というのが重要になってくるんですが「怖さ」にもいろいろあると思います。
「金田一」はいわゆる古典的パターンのミステリーだと思います。犯人にも人間らしい一面があって人間の負の感情、憎悪とか欲望とかが描かれています。犯人なりに、恋人や家族を殺された復讐とかそれなりの動機があって読む人は犯人に同情すらしてしまうパターンです。
一方さっき書いた「サイコメトラーEIJI」はいわゆるサイコサスペンスのパターンで、犯人は異常心理を持った猟奇殺人鬼です。
「こいつ頭おかしいぢゃん」みたいに犯人にはまったく同情できないパターンです。犯人が狂気で異常なほどおもしろいのがこの手のパターンで、最近はどっちかというとこういうサイコサスペンスが流行っているような気がします。
「金田一」は首吊り学園とか舞台となる場所そのものが不気味で、登場人物がもみんなあやしいというような「怖さ」を描いています。一方「サイコメトラーEIJI」は普通の人間が異常心理を身につけて殺人にはしるという、そういう狂気的な「怖さ」を表現しているように思います。
原作の「探偵学園Q」はいうまでもなく作者が同じなので「金田一」のような古典的な「怖さ」を描いた作品なんですが、ドラマではそれがじゅうぶんに表現されていない気がします。1、2話4~5話、7話はいわゆる古典的な犯人のパターン。で、3話と8話はいわゆるサイコサスペンスのパターンなんですよね。犯人はサイコ犯です。
なんていうかそのへん統一性がないように思えて残念です。
あくまでぐりむさんの感想ですが、どういうジャンルのサスペンスなのかということがよくわからないんですね。
「大人も子供も楽しめる新感覚ミステリー」なんてHPには書かれてあったような気もしますが古典的パターンの犯人とサイコ犯とがごちゃ混ぜになっていてどういう「怖さ」を伝えたいのかがよくわかりません。
ただ、秋葉原を舞台にしているということでメイド喫茶とかオタクがでてきたり、メイド狩りとかそういう観点から見ると世界観は統一されています。
主人公たちの服装などもそれっぽくなっています。
たとえば去年のスペシャルでやった「探偵学園Q」の和服を着てサムライ言葉を話すキンタが秋葉原にいたら違和感があると思います。
そうぢゃないところはうまくできている気がします。
なんだかんだいって神木くんが主演ならそれだけでうれしいです。
うわっすごいながい記事になっちゃったよ。まだこのドラマについては語りたいことがたくさんあるので、また現地レポの合間に記事を書きます。
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コメント
>やっぱりぶろぐのテーマとは無関係な記事を書くのはよくないのかな~。
いや、そんなことは無いと思いますよ。
たとえば政治や社会問題を取り上げる硬派なブログだって、ブログ主さんの個人的趣味(登山など)について語るレビューも混じっていますし。
・・・もっとも個人的趣味を語る時は、コメント数が激減するようですが(苦笑)。
要はブログ主さんの自由だと思います。
さて『探偵学園Q』ですが、コミックが嫌いな僕は、原作漫画について知識はないです。
ただ、〈古典〉といわれるミステリー小説のアイデアの応用が多いな、とは思っています。
『黄色い部屋の謎』『Xの悲劇』『ボウ街の怪事件』等、テレビの前で“ああ、これらの小説にヒントを得ているな”と思う事は多いですね。
すべて第二次世界大戦前に書かれたミステリーですが。
でもまあ本音では、神木隆之介くんがいかにかっこよく、美しく撮られてるかどうかが、僕には最重要なのですけど(笑)。
投稿: 郎 | 2007年9月 6日 (木) 19時55分
探偵学園Q…むちゃくちゃ神木くんファンだとか…むちゃくちゃ要潤ファンとか…むちゃくちゃ未来ちゃんファンだとか以外を取り込むには…時間設定…ストーリー設定…映像…全てが中途半端な感じがします♪やっぱりどう考えても…冥王星っていうのは感情移入しにくいです。大人時間で…これは…小学生対象にするべきだったような気がします。いくら演技が上手くても…ありえない感が…。究が最後にいつもいうセリフはかなり子供たちに聞いて欲しいし…時間帯間違った感が…(ρ_-)o
投稿: 雪 | 2007年9月 7日 (金) 01時00分
郎さん、こんにちわ。
ああよかった郎さんがきてくれて。
こんなレビュー書いて反応してくれるの郎さんと雪さんとかめーさんくらいですからね。
郎さん漫画は読まないんですね。
わたしもそんなに読む方ぢゃないですが…
でも映画にくわしい方なんだなぁとあらためて思いました。
雪さん、こんにちわ。
冥王星とかケルベロスとかっていうのはたしかに実写のドラマでは違和感がありますよね。
このドラマはたぶん神木くんが出てなければ見なかったと思います。
投稿: ぐりむ | 2007年9月 7日 (金) 14時56分