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2009年9月14日 (月)

閉幕

第4回「大地の芸術祭」無事、閉幕しました。

今年からNPOによる運営ということでどうなるかと思っていましたが、質の高い作品が多くじゅうぶん満足です。

正式なお客さんの入り込み数が近いうちに発表されると思いますが、今年はかなりたくさんの人が訪れたのではないかと思います。

会期前半、天気が雨だったのは残念でしたが、気になった作品は何度も見に行ったし、このために購入したデジカメも大活躍しました。

あとで写真は整理してファイリングしたいと思います。貴重な記録ですから。

とにかくいろいろ動いたし、ぶろぐも毎日更新で時間の密度が濃かったです。

ところでひとつ話題ですが、大地の芸術祭について

「自然環境に違和感をあたえるような作品は増やすべきではない」

という意見を発言した人がいました。

2000年度作品オル・オギュイベの「いちばん長い川」は桜の名所である場所に電信柱のようなコンクリートの柱を何本も立てたことで景観が損なわれると当初、批判されていました。

でもどういう作品が自然環境に違和感をあたえるかは人の感じ方しだいだと私は考えます。カサグランテの「ポチョムキン」など、自然と人工物が調和された作品だと私は感じますが、見る人によっては鋼鉄の作品が自然の風景に違和感をあたえていると感じるかも知れません。リチャード・ディーコンの「マウンテン」、今回の「訪問者」など見様によっては自然の中に人工物があり違和感をあたえるかも知れませんが、あれはあの自然の中の景色にあるからこそ素晴らしいのだと私は感じます。

またどの作品も時間がたてば周囲が植物に覆われたり季節や天候によって変化したり自然の中に溶け込んでいくものだと思います。

従来の美術館のような作品がガラスケースに入れられ警備や設備の整った場所に作品が展示されるのではなく、自然の中に作品が置かれている、「開かれた」美術展であるということは大地の芸術祭の最大の魅力でもあるのです。

ですから作品が自然の景色に違和感をあたえているとは私は考えていません。

ということで、最後にこのぶろぐの今後ですが正直 前回の芸術祭でぶろぐを立ち上げてから3年も続けることができるとは当初考えてもみませんでした。

会期中アクセス数は急増しカウンターもおかげさまで10万人を超えました。

しかし前回もそうだったようにまた芸術祭終了とともにアクセス数は激減すると思います。

ということで3年続けられたことだけでもすごいので、第4回が無事終了したことですし、しばらく更新は休業させていただきます。

読んでくださった皆様、今までありがとうございました。

また休館していたぐりむさんのもうひとつのブログ「日常美術館」は再開させます。これからはそっちをメインにしていきます。大地の芸術祭とは関係ありませんが、ぐりむさんの日常や趣味で描いている絵の公開などをしています。

日常美術館

http://blog.goo.ne.jp/guriguri_1979

とにかく今年の芸術祭は楽しかったです。芸術祭ありがとう!

では皆さん、またいつか。

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コメント

お世話様です
会期中のブログ大変楽しませていただきました。

おかげさまで
私も2000年から今回で4回目の妻有を楽しむ事ができました。

「自然と共存する違和感」
私は、妻有の最大のテーマだと思っています。

自然ってなんでしょう?

緑=自然ではないと思います。

私の妻有地区の土地のイメージは
アート
棚田
信濃川
送電線の鉄塔
クルマの走行音
です。

私自信、
東京の多摩地区に住んでいますが、
環境的に、妻有とたいして違いありません。
違うのは都心が近いぐらいでしょう。


保守的な考えもあるのは良くわかりますが、被害意識を持つより、一緒に楽しむことがいいのかなと思います。

投稿: おきゅ | 2009年9月14日 (月) 12時49分

ぐりむさん 本当にお疲れさまでた。

最初から見ているなんて、羨ましい限りです。
秋版もあるようなので、まだ見てない人はこれから一部見ることができるようですね。

あらゆる芸術には表現の自由があり、どんな作品も存在する意味があると私は考えています。ただ見る側によって意見が違うのはしかたがないことです。だから見る自由、そして見ない自由もあるのだと思います。お金を払って見る美術館などは問題ありませんが、パブリックアート、屋外で見れてしまう作品は、たしかに課題はあるかもしれません。

人や動物が傷つくようなものは、もちろん作品としてはあってはならないと思いますが、ただ美的景観を壊すというのでは、それも含めての作品かもしれませんし、自分の好みに合わない作品もあるんだ、不快感を感じる表現もあるのが芸術なのだという寛容さを持って、素通りしていただけるといいですね。

芸術を見る側の意識の向上というか、これは美術教育ということになるのでしょうが、とても大切なことですね。そういう意味で大地の芸術祭は、大人も子供も素直に楽しめてよかったです。

それでは、たいへん長くなってしましたが、ありがとうございました。

投稿: yuco | 2009年9月14日 (月) 13時00分

おきゅさん、こんにちわ。
コメントありがとうございます。

よそから来た人の方が、地元に住んでいる人より妻有の魅力に気づくものなのかも知れませんね。

yucoさん、こんにちわ。
ながいコメントありがとうございます。

批判的な意見の人たちは実際、作品をどのくらい見ているのか?と思います。
外から見るのではなく飛び込んで入ってみれば芸術祭の楽しさがわかると思います。

投稿: ぐりむ | 2009年9月15日 (火) 11時57分

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