ぐりむツアー
日曜日、まえに書いた障害者たちのツアーにボランティアとして参加してきました。
知人に障害者を支援する仕事をしている人がおりまして。
月に一度、障害者の「お楽しみ会」みたいな集会がありまして、その中で「芸術祭を見に行きたい」というグループがあります。ほかにもその時間をつかって料理をするグループとか、体操をするグループとかありまして、あくまで芸術祭がメインではなくその会の催しのひとつとして芸術祭を見に行くのが可能な程度の障害者が参加するという概要です。
そんなわけで時間と予算が限られているため、1時間半でついでにタダで見れるコースをぐりむさんが企画しました。
出発時間は1時の予定でしたが、そんなに時間どおりには行かないだろうと思ってました。
で、コースなんですがお金がかからずタダで見れるコースということで当間高原ベルナティオ付近を見てから中里方面をまわるコースです。ミオン中里を先に見に行く「逆周りコース」も考えたんですが、ベルナティオ付近の「再構築」は知人が見たいというのと、音を聞く「音の波」は障害者でも体感できる作品なので、それを先に見て最悪ミオン中里は車の中から「鳥たちの家」を見て通り過ぎるだけでもよかろうと。
ぐりむさん、実際に現地を下見して1時間半で見てまわれたんですが・・・
ということで1時に公民館を出発。
障害者のみなさんの面倒は知人におまかせして、私はガイドをするだけです。が、バスに乗るのは思ったより時間がかからずなんとかなりました。
人数は20人くらいでバスもそのくらいの人数が乗れるマイクロバスです。運転手にコースは予定通りベルナティオへ。ミオン中里は最悪行かなくてもよいことを指示。
でバスが出発。車の中で挨拶。
「今日のガイドをさせていただきます。ぐりむです。」
川治地区の貯水池を通りました。「水を考える部屋」を車の中から鑑賞。
ガイドですのでいちおう解説をしました。
ホントは「風の音」と「みんなのくさむら」も当初コースにはいってたんですが時間の都合で今回は行かないことにしました。帰り道で時間を見て余裕があれば見てまわってもいいだろうと。
というわけでベルナティオ付近、「再構築」に到着。
全員がバスから降りる間、ぐりむさんパスポートのことが気になったので先まわりして作品へ。そしたらなんと作品入り口にパラソルがたっていてアート管理の人がいるじゃありませんか!
すぐさまダッシュして戻り
「ダメだここパスポートがいるみたい」って知人に言ったら
「う~ん。もう全員バスから降りちゃったし。」っていうので
とりあえず事情を説明して外だけでも見せてもらって鑑賞させてもらうことに。
というわけで歩いてパラソルの人に
「施設で見学しに来たんですけど。」
って言ったらホントはパスポートが必要なんだろうけどおじいさんが
「あ、いいですよ。どうぞどうぞ。」
って親切に中に入れてくれました。中がせまいので5人ずつくらいで順番に作品の中へ。
無数の鏡ガラスの広がる光景にみなさん驚いたようで。はじめの作品としては手ごたえはまずまずです。
つづいて「音の波」へ。
この作品、音がうるさいのが嫌いな障害者の方もいると思うので微妙です。風の音や虫や鳥の鳴き声が聞えるといいんですが、近くでセミとくにあのうるさいアブラゼミが鳴いてたりすると普通の人でもうるさいですので。
でもみんなわりと喜んで鑑賞してくれました。ぐりむさんが
「順番に聞いてください」とか「ほかの人の迷惑にならないように」とか言うので聞き終わった障害者の人に
「ぐりむさんの声がよく聞えました」
って言われました・・・
まぁ高精度集音機で集めた音で遠くで話してる人の声だってそりゃよく聞えるわな。作品の新しい楽しみ方です。
つづいて中里方面へ。
「蔓蔓」を見たかったんですが屋内作品でパスポートがいるのと駐車場の関係で「家具ノニワ」へ。この作品は障害者には正直むづかしいと予想はついたのですが、せっかく立ち寄ったので・・・
時間が思ったよりかかったので最後に「桔梗原」へ。ミオン中里へ行くのは中止です。
「ストーンフォレスト」は崖の下から見るだけ。「森とつながる」も周囲の木が生い茂っていて見えにくくあまりじっくり鑑賞できず。
でも「たくさんの失われた窓のために」が思いのほか好評。知人も
「写真で見たけど実物を見ると違うもんだね。」と感動してました。
天気がよく風もあったのでカーテンがなびいていい感じです。
正面の階段にひとりひとり登って風景にむかって一言言ってもらいました。
最後は車の中から「日本に向かって北をさだめよ」を見てツアー終了。
思いの他好感触でした。
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